親との関係に疲れました

【悩み】会えばお金の無心ばかり…親との関係に疲れました

Q.親との関係に疲れました。会えばお金の無心ばかり。子供の頃から親の教えにしたがって勉学に励み、就職しましたが、ここまで来て本当に正しかったのだろうかと思い始めています。親と今後どう付き合っていくべきなのでしょうか。

A.君の親を悪く言うつもりはない、そのことを断った上で聞いて欲しいが、一度距離を置くべきかもしれないね。

親と子の問題をめぐる分野の言葉で、「アダルトチルドレン」という言葉がある。親からの教育、家庭環境の問題で、子が成人してなお内心的にトラウマを抱えた状態を言う。このときの親は「毒親」と表現されることが多く、この問題の中では親は子に、子は親に依存しているといった相互依存の状態であることが多い。

もちろん君や、君のご両親がそうであると言っているわけではない。しかし親の言ったとおりに就職し、今お金を要求されているというのは、君はご両親に支配されかけていないだろうか。大げさな表現に聞こえるかもしれないが、もし本当にそうだったなら、これは極めて重要な問題なんだ。

会社に対して、両親に対して、昔から日本は忠誠を尽くすということを非常に重んじられてきた。特に親については「自分を産んでくれた」、「自分を育ててくれた」という考え方がいまだに非常に根強い。親を悪く言おうものなら無条件で恩知らずと非難を受けてしまう場合も少なくない。

確かに子供一人を育てるのは大変な労力、物質を必要とする。それは否定できない。しかしかといって、子供の人権を奪う権利がそこにあるだろうか。親は結婚することもしないことも選択できるが、子供は生を受けること、受けないことを選択することは出来ないんだ。

ご両親との関係も含めて、今一度生き方を清算するべき時なのかもしれないね。これまで歩んできた人生を変えることはできないし、そこに正しさも誤りもない。今後、自分は自立した個人として人生を歩んでいく、そのことを宣言することが大切だ。必要がないと思ったら、お金も渡さない。そこには親も子も関係ない。

大変なエネルギーを必要とする問題だと思う。より良い結果になるよう、君の健闘を心から祈っているよ。